人工衛星位置計算API
【概要】
人工衛星の位置を計算するAPIです。
NORADのTwo-Line Elementを基に人工衛星の位置を計算します。
TLEデータについては1日1回更新しています。
以下の説明をよく読んでご利用下さい。
【使い方】
[エンドポイント]
https://mgpn.org/api/space/getobject.cgi
[パラメータ]
num = 衛星カタログ番号[5桁整数](必須):対象のカタログ番号。複数指定する場合はカンマで区切ってください。
lat = 観測者の緯度[度](省略可):北緯を+として指定。省略した場合は方位角と仰角は計算されません。
lon = 観測者の経度[度](省略可):東経を+として指定。省略した場合は方位角と仰角は計算されません。
h = 観測者の高度[m](省略可):省略した場合は0mで計算されます。
time = 基準時間[ISO形式](省略可):指定した時刻の位置を計算します。タイムゾーンを明示してください。省略時は現在時刻。前後1年以内で指定してください。
type = 応答形式(省略可):省略時はJSON。xmlと指定するとXML形式、kmlと指定するとKML形式で結果を返します。
interval = 計算間隔[XXXXXXsまたはXXXd](省略可):指定した間隔で60回分の位置を計算します。60sと指定した場合1分間隔で1時間分計算できます。
0~999999sまたは0~999dの間で指定できます。省略した場合は1回計算します。
[応答内容]
status = 200:成功 400:パラメータ不正 503:内部エラー
basetime = 基準時刻 リクエストで指定した時間です。
observer.latitude = 観測者の経度[度] パラメータで指定した値。未指定の場合はありません。
observer.longitude = 観測者の経度[度] パラメータで指定した値。未指定の場合はありません。
observer.height = 観測者の標高[m] パラメータで指定した値。未指定の場合はありません。
orbital.name = 人工衛星名(TLE上の名称)
orbital.number = カタログ番号
orbital.time = 計算で使用した時間
orbital.position.latitude = 人工衛星の緯度[度](北緯+)
orbital.position.longitude = 人工衛星の経度[度](東経+)
orbital.position.altitude = 人工衛星の高度[m]
orbital.position.azimuth = 観測者から見た人工衛星の方位角[度] 観測者の緯度経度未指定時は計算されません。
orbital.position.elevation = 観測者から見た人工衛星の仰角[度] 観測者の緯度経度未指定時は計算されません。
エンドポイントに対してパラメータを適宜付与し、GETメソッドにてリクエストしてください。
[サンプル]
ISS(国際宇宙ステーション)とQZS-1R(みちびき)の現在位置(現在時刻) 観測地点:東京駅(35.681111,139.766667)XML形式
ISS(国際宇宙ステーション) 現在時刻から1分間隔で1時間先までの位置 観測地点:東京駅(35.681111,139.766667)XML形式
QZS-1R(みちびき) 現在時刻から1周期分の軌道をプロットしたKMLファイルを取得できます。
ISS(国際宇宙ステーション)2023/1/1 11:22:33JST 観測地点:東京駅(35.681111,139.766667)XML形式
※過去の時間を指定して計算しても、TLEが更新されているため、過去の位置と一致しません。
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以上に同意の上、ご利用ください。
【更新履歴】
2020/04/20 テスト公開
2020/11/23 ドメイン変更
2022/12/08 サーバーアップデートにより計算値が不正となっていた問題を修正しました。
2024/02/18 TLEデータが正しく更新できなくなっていた問題を修正しました。(障害発生期間2023/12/30~2024/02/18)
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